継ぎ布

継ぎ布「パッチワーク」は、Mother Japanが提案する、アップサイクルした着物地への独自のアプローチです。

異なる着物地を組み合わせることで、一枚の布では表現できない、新たなテキスタイルの表情を生み出します。それぞれの生地をそのまま一枚の面として残すのではなく、あえて異なる素材を組み合わせる。色や質感、厚み、光の受け方まで異なる生地が互いに作用し合うことで、新しい調和が生まれます。

生地にはそれぞれ、織りの構造や張り、落ち感、手触りといった固有の個性があります。だからこそ、生地の組み合わせは単なるデザインではなく、素材そのものを見極める作業です。一見すると相容れないように見える二つの生地が調和したとき、それぞれの個性が互いを引き立て合い、一枚の着物地では決して生まれない存在感へと変わっていきます。

これは、伝統的な日本の布づくりの考え方を、現代の感覚で再構成する試みです。歴史を持つ着物地をそのまま保存するのではなく、新たな素材、新たな表現へと組み替えていく。受け継いできたものを守るだけでなく、次のかたちへと更新していくこと。それが、Mother Japanの考える継ぎ布です。